巻頭言で「この本は、『小さな会社』を経営している方々、経理を担当している方々に
お贈りします」と書かれています。
ひと口に税金と言っても「法人税」「所得税」「消費税」「固定資産税」「相続・贈与税」
「源泉所得税」・・・・などなど種類が多いのです。
「小さな会社」では、個々の税知識が要求され,ト−タル的な上手な節税に心掛けなければなりません。
この本は、そういった「小さな会社」向けの百科事典です。
わかりやすく、丁寧に書いてあるので経営の初心者からベテランの経営者までお勧めの一冊です。
第一章: 個人営業から会社の設立まで
- 青色申告にどんな特典があるか
- どんなとき会社を造ったらいいか
- 会社にするとどれだけ税金が軽くなるか
- etc.
第二章: 会社発展の経理と税務
- 会社には、どのような税金がかかるのか
- 資産管理を上手に、税金を払いやすくする
- 利益が増大するときの事前対策
- etc.
第三章: 経費を上手に使いこなす
- 接待・交際だけでは能がない
- 修理・改良は計画的に
- 損金となる税金、損金にならない税金
- etc.
第四章: 棚卸資産・有価証券・固定資産等を上手に管理する
- 減価償却の上手なやり方
- リ−スが得か、買取が得か
- 資産の評価損を計上するには
- etc.
第五章: 会社と役員との取引をめぐって
- 役員報酬の上手な取り方
- 社長・重役にお金を貸すとき
- 社長の所得税と確定申告
- etc.
第六章: 人件費を上手に処理しよう
- 社宅の家賃について
- レクリエ−ション費用の負担について
- パ−トやアルバイトの課税について
- etc.
第七章: 法人税・住民税の申告書に取り組んでみる
- 決算書と申告書別表四のつながりを知る
- 法人事業税、法人住民税の計算をする
- etc.
第八章: スマ−トに税務調査を受ける
- 税務調査のあり方はどうなっているのか
- 税務署や税務調査官とどうつきあうか
- 税務調査の時効について
- etc.
第九章: 会社が赤字になったとき
- 社長の給与をダウンさせる
- 欠損金を繰越控除する
- 支払った法人税を還してもらう
- etc.
第十章: 消費税対策は、このように
- 消費税の仕組みとチェックポイント
- 会計処理は、このように
- 申告と届出等の手続きは
どうですか?
知りたいことが盛り沢山でしょ!
本書にでてくる設例・図表・算式が目次でわかるようになっているので、とっても便利です。
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