アメリカの5大会計事務所の1つであるニュ−ヨ−ク・オフィスで税務部門勤務をしていた公認会計士、税理士の神野真理さんの初出版本です。
日本でも大手監査法人の国際部で監査・税務の経験があるので、今話題の「米国公認会計士」の魅力と仕事内容がより具体的に書かれています。
米国公認会計士って何だろう?という方から資格は取ってみたもののこれからどうしようという人まであなたのキャリア・アップのお役に立ちそう
です。
第一章: 米国公認会計士のキャリア・プラン
- グロ−バル社会を生き抜こう
- 日本人にとっての米国公認会計士資格
- 米国公認会計士の仕事のフィ−ルド
- 転職にはタイミングがある
- 日本国内、アメリカ、どちらで働くか
第二章: 米国公認会計士のフィ−ルドを知ろう
- 監査法人はプロフェッシナルのためのフィ−ルド
- 日本とアメリカの仕事環境はこう違う
- アメリカの大手会計事務所「ビック・ファイブ」とは
- コンサルティング会社について
- 日本の外資系企業について
第三章: 日本における米国公認会計士の仕事
- 会計・監査のプロとして働く
- 国際税務のプロとして働く
- コンサルタントとして働く
- 外資系企業で会計スペシャリストとして働く
第四章: アメリカにおける日本人米国公認会計士の仕事
- アメリカでの就職のチャンスのつかみ方
- ビック・ファイブで監査のプロとして働く
- ビック・ファイブで税務のプロとして働く
- アメリカでのその他のキャリア
第五章: さらにステップ・アップするために
- グロ−バル市場で通用するスキルを身につけよう
- 仕事さがしのノウハウ
- アメリカで採用されるためのヒント
- 知識と経験を独立・開業に結びつける
- 米国公認会計士の際限のないフィ−ルド
この本の中には、ちょっとお茶のブレィクタイムのような「CPAWatching」というコ−ナ−があり、
アメリカでは個室を持つのがステ−タスとか辞めたビック・ファイブから届いた招待状のパ−ティ− の様子とか映画の場面でしか見たことがないようなことが現実味をまして想像できるのが楽しみです。
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